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東大式イノベーション発想法|ふんどしイノベーターによるワークショップでの最終発表!

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こんにちは、旅する哲学ブロガーのしゅあんです。僕は日ごろ未来について考えることが大好きで、大学では近未来社会学なるものを勝手に作って研究しています。

 

前回までは、東京大学i.school出身のふんどしイノベーター野田貴志さんの下で、未来おこるイノベーションの発想法を学び、画期的なアイディアを創っていきました。

www.yoshidashuan.net

 

そして第3回目のワークショップでは、グループワークを行った5つの班それぞれが考え出した未来のアイディアについて発表が行われました。

今回はその様子と内容をまとめて行きたいと思います。

 

 

発表方法について

発表方法については基本的に自由。

ただ、1つ特徴としてスキット(寸劇)を入れてストーリー仕立てにすることを求められました。強制発想で出したアイディアを統合して1つのシナリオをつくり、そのシナリオにおける機会アイディアを3つ発表。

これは、未来に起きる1つ1つの事象を少しでも関連づける工夫であり、発表方法でも未来社会をより具体的に考えることを意識しなければならないという、i.beyondからの指示だと思います。

 

 

各班の未来仮説についての発表

うめぼし班 ドーパミンが評価基準となる社会の到来

前提として、うめぼし班が考えたドーパミンが評価基準になる社会ではAIによって単純作業はテクノロジーがこなすようになるようです。

その上で「創造力」が求められる社会が到来すると予測した彼らは、創造力の評価基準としてドーパミンが注目されると考えました。

ドーパミン教育

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ドーパミンの効用を広く知ってもらうために始まるドーパミン教育。ドーパミンを出しすぎると心体に悪影響を及ぼす可能性があるため、学校教育段階からドーパミンを調節する方法を学ぶ。ドーパミンが評価基準となる社会では、うまくドーパミンと付き合っていくことが、必須となる。

 

ドーパミン助成金

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ドーパミンを評価基準とする新たな助成金制度。ドーパミン助成金

これは個人がドーパミンをより多く出すことで社会全体の創造力を高めるために、ドーパミンを出す補助アイテムやイベントを作る人々に投資をする意味合いでの助成金です。ドーパミンに関連する事業には研究が必須なために多大な費用がかかり、それが社会全体の創造力増加に障壁となります。その施策としてドーパミン助成金が考えられました。

 

ドーパミンマッチング

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ワクワクすることが恋愛感情にどう移行していくかは少し不確かだが、新しいマッチングシステムとしてドーパミンを参考にしたドーパミンマッチングが生まれる。これはドーパミンを評価基準にした社会における派生サービスと考えられます。

このサービスはテクノロジーの発展により人間関係の希薄化した社会に対して、有効なサービスとなるのかもしれません。人間関係が希薄化することで、満足感など現在社会では意識できていた感覚も無意識下に追いやられる可能性は十分に考えられるからです。

食事やデート等をしている時のお互いのドーパミン量で、無意識の満足感、ワクワク感の指標とするサービスがあれば、それを機会にして結婚を決めるカップルが増えるかもしれません。

 

おかか班 「everything at HOME」な社会の到来

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身体拡張者の特殊職業

おかか班の中で良いと感じた仮説は身体拡張者の特殊職業についてのアイディアです。

おかか班の考えた社会において、身体障害を持つ人々はテクノロジーの発展で身体を拡張すると考えられています。ここで健常者を上まわる身体能力を身に着けた拡張者は新たな職業を創出することでしょう。

今回の発表では山岳事故で足を失った登山家が、最先端の義足を装着して通常入ることができないような険しい地域で、辺境地写真家として新たな人生を歩むというかたちの発表が例が出されました。

身体障碍者の問題を解決し、新たな機会を与えるという意味で素晴らしいアイディアだったと思います。

 

 

こんぶ班 「No やりたいこと No LIFE」

キッザニア

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キッザニアと聞いてピンとこない人もいると思うので軽く説明しておくと、学校などの学びの場が現代の知識詰め込みの場から、自分の好きなものを発見する場に変容するというものです。

ただし前提としてここで背景となっている学校教育は、現代日本の教育です。すでにこういった教育を導入している国もあると考えられます。

ぼくも日本の教育システムは今後変容していくと考えていたので、この考えにはすごく納得しました。テクノロジーに人間の仕事が奪われていくと考えられる未来社会で、好きなものを仕事にしていれば、少なくともその分野で新たに仕事を創出する意欲は失われないでしょう。

そういった意味で、試験に合格するためだけに行われる学歴重視の詰め込み式教育は、なくなるという考えは正しい方向の考えだと感じます。

 

<参考記事>

www.yoshidashuan.net

 

 

たかな班 一億生き生き社会

空中都市の登場

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空中都市…ラピュタの世界ですね。

ただこの仕組みは飛行石なんて非科学的なものではありません。ドローン技術の発展で都市が空中に浮くという仕組みです。

この技術によって、地震などの災害に強い都市を作ることができます。もし実現すれば、日本など地震の多い国では革新的かつ安全性の高い都市として導入が進むことでしょう。

 

分子コレクターの登場

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環境問題に対してゴミが分子レベルまで分解できる処理技術が発展してくる。そうして出されるゴミを処理することにより生まれる分子をコレクティングしていく人があらわれるというのが分子コレクターの登場です。

彼らは様々なゴミを分解して、違う分子を得ることに喜びを感じる。また、その他の人では分子の種類によって価値が決まっているためにそこでお金が発生する。つまり、ゴミに価値生まれるということです。

 

 

たらこ班 遊びが重要視される社会

日本の未来をペットが救う

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ペットによって日本が救われる!なんとも斬新なアイディアです。

ぼくはこのアイディアの背景には、セラピーの概念があると感じました。現在でも動物による医学療法や身体障害者の補助は行われていますが、動物の言語分析が進み、今後は動物との会話が成立するとたらこ班は考えているようです。

もし人間とその他の動物が会話できるようになると、動物による癒しの効果などをより効果的に人間社会に取り込むことができるので、この市場の価値は高まる。動物好きなぼくはこのアイディアをぜひ実現して欲しいと思いました。

 

 

表彰式 

発表が終わり、運営の方々による話合いが行われた後、いくつかの表彰が行われました。

表彰の種類は4つ。

・むっちゃ輝いてた賞

・BYD賞

・イノベーティブ賞

・最優秀賞

 

それぞれに、その賞に応じた品物が渡されます。

 

 

むっちゃ輝いてた賞

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むっちゃ輝いてた賞(個人賞)にはむっちゃんこと浅井睦さんが選ばれました。

むっちゃんはこの笑顔を見てもらったらわかる通りとても明るく、発表時のプレゼンターとしては1番目立っていたと思います。

また、彼はぼくと同じ班だったのですが、まわりを落ち着かせる一言だったり、ワークショップに対して一切手を抜かない姿勢が、とても勉強になりました。

 

そしてむっちゃ輝いてた賞における品物はなんとドローン!しかも安っぽくないやつ!めっちゃ羨ましい…

ぼくもむっちゃんを見習いたいと思います。

 

BYD賞 

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続いてBYD賞ですが、この賞はプレゼンの上手さや、ワークショップを通してグループでの取り組みに対するが評価されるものです。

この賞にはこんぶ班が選ばれました。

 

こんぶ班はワークショップ以外の時間での活動を積極的に行い、発表時も熱のこもったプレゼンを行っていたと思います。こう言ったところが、この賞を獲得できた要因ではないかとぼくは思っています。

 

イノベーティブ賞

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イノベーティブ賞はその名の通りイノベーティブなアイディアを考えたグループに贈られる賞です。

この賞にはたかな班が選ばれました。

 

アイディアで1番尖ったものと言えば、たかな班が出した空中都市計画だったと思います。これに関しては大方の参加者も同意していた風に感じました。

もしもラピュタの様な未来の都市が作られることとなれば…そう考えると個人的にすごくワクワクします!

 

最優秀賞

最優秀賞にはうめぼし班が選ばれました。

うめぼし班はドーパミンに着目するなどアイディアが尖っており、 未来のアイディア1つ1つの完成度が高かったと感じます。

 

他の班が別々のアイディアを組み合わせて未来社会を洞察していく中で、うめぼし班だけ全てのアイディアにドーパミンを含めてくる統率感の良さも、ストーリー性の求められたスライドにおいて活きていたのではないでしょうか。

 

何にしても、心から拍手ですね!!

最優秀賞、本当におめでとうございました!

 

 

ワークショップを振り返って思ったこと 

3日行われたワークショップ。ぼくは全日程参加となったわけですが、まず1つに9時間という短い時間で未来社会の洞察、さらに社会モデルの創作をよくできたなと思います。

これもすべて、ふんどしやさしいまんの野田さんを筆頭にi.beyond運営の方々による前もった準備の賜物でしょう。

 

さて、自分について振り返ってみると多くこのことを吸収できたと感じます。

東京大学i.schoolでも実践されている、未来を洞察するための具体的な考え方を学べたことは、今後ぼくが近未来社会を研究していく上で大切なことでした。

 

また、いつも1人でしていた未来の洞察も、グループワークによって新たな視点でより具体的に行うことができたことが、今回のワークショップに参加した最も大きな成果でした。

 

このワークショップで学んだことを活かし、近未来社会についての学びを進めていくと同時に、ここで出会った仲間たちとも今後は何らかの形で交流したいと思います。

 

 

第2回ワークショップ行われてます!

すでに第2回ワークショップも2月17日から開催されています。

このワークショップでは、ぼくらが学んだ未来洞察の考え方をより詳しく行う模様。第1回の目的を「未来社会のモデルを作る」であれば、第2回の目的は「未来を洞察する方法を重点的に学ぶ」だと言えるでしょう。

第2回について詳しくはコチラをご覧ください↓↓

beyondcafe.fundoshibu.com

今後もこの様な活動を、株式会社ふんどし部さんの方では行っていくそうなので、未来やイノベーションに興味がある方は1度参加してみてはいかがでしょうか。成長とワクワクが待っているはずです。

 

 

ではこのへんで、アディオス!!